令和4年第6回鹿角市議会定例会(行政報告)

更新日:2024年02月01日

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令和4年9月2日報告

令和4年第6回鹿角市議会定例会の開会にあたり、提出議案の説明に先立ち、まずもって、8月に数回にわたり発生した大雨によって被害に遭われた皆様に、心からお見舞いを申し上げます。

この度の大雨被害の状況と対応について報告を申し上げます。

 

今回の大雨災害につきましては、8月3日に発生した大雨と、8月9日からの停滞した前線による大雨との2つに分けられますが、特に、8月12日夜から13日朝にかけての大雨により、甚大な被害がもたらされております。

9日から降り続いた雨により地盤が緩んでいたところに、13日未明に鹿角市北部付近で1時間に100ミリの非常に激しい雨が降り、記録的短時間大雨情報が発表されたほか、13日までの累加雨量は、384ミリに達するなど、花輪や尾去沢、十和田大湯、十和田末広地区を中心に、市内各所の道路、農地、宅地などで、冠水、流失等の被害を受けております。

大雨による住家被害については、8月31日時点で、床上浸水が15棟、床下浸水が58棟、非住家の浸水が27棟でありました。8月29日までに防疫上の消毒作業をおおむね終了しており、住家が半壊や床上浸水の被害に遭われた世帯に対し、順次、見舞金の支給手続きを進めているところであります。

また、敷地周辺での法面崩落などの宅地被害が33カ所となり、宅地内への土砂の流入なども多数にのぼることから、市独自の助成制度である宅地等防災対策工事費助成金により復旧支援を行ってまいります。

公共施設については、市の管理する道路117カ所、河川16カ所、橋りょう2カ所で損壊等の被害を受けており、現時点でなお、市道の11カ所が通行止めとなっております。今後、公共土木施設災害復旧事業などにより、順次、復旧工事を実施してまいります。

上水道施設については、末広地区において配水管の損壊による断水が発生し、復旧に時間を要したことから、松山地区、大欠地区の住民の方々には大変なご不便をおかけいたしましたことに、改めて、お詫びを申し上げます。市では、対象地区の方々に対し、市が所有する入浴施設の無料開放を行ったところでありますが、現在は、仮復旧工事が完了し、8月19日に断水を解消しております。

農林関係では、西山農免道路をはじめ、多くの農地・農業用施設への被害が発生しており、被害状況に応じ、国の災害復旧事業等を申請してまいります。なお、国の災害復旧事業等の採択要件に満たない小規模な農地や農業用施設の復旧工事費に対しては、市独自の助成制度である農地等小規模災害復旧支援事業により支援してまいります。

教育関係では、花輪中学校の敷地の法面崩落やグラウンドの陥没が発生しており、早期の復旧を目指してまいります。

市では、被災された方々への支援について迅速に対応するため、臨時広報等でお知らせを行っておりますが、道路等のインフラや農地等の早期復旧に向けて、引き続き国や県、関係機関に強く要望していくとともに、さらなる連携を図りながら、被災箇所の早期復旧に全力を挙げて取り組んでまいります。

 

それでは、諸般の報告を申し上げます。

 

はじめに総務関係についてでありますが、

市制施行50周年記念事業につきましては、NHKの「新・BS日本のうた」の開催を皮切りに、市民提案事業の「ありがとうカード・ありがとうメッセージ募集」や、「私が切り撮る鹿角フォトコンテスト」の募集、賑わい創出補助金による記念事業など、さまざまな事業を展開しております。また、市制施行50周年記念式典については、来る10月22日に、文化の杜交流館コモッセを会場に開催いたします。

第1部の式典では、鹿角市功労者表彰、市制40周年の際に募集したタイムカプセルの開封などを行い、第2部では、市民から提案いただいた「未来創造フォーラム」を開催します。フォーラムでは、国際政治学者で、情報番組のコメンテーターとしても知られる、三浦瑠麗氏による基調講演とパネルディスカッションを予定しております。

また、10月20日に、文化の杜交流館コモッセを会場に、市内全中学生が一堂に会する「鹿角の未来を担う中学生交流会」を開催するほか、10月23日には、同会場で「新・健康都市宣言」の発表と、料理研究家の浜内千波氏による「気づこう 高めあおう 食べる力」と題した講演会を開催いたしますので、ぜひ多くの市民の皆様にもご参加いただき、市制施行50周年を共に祝っていただきたいと思います。

市発注工事を巡る官製談合事件につきましては、6月21日に、第三者委員会からの報告書で示された再発防止対策を踏まえ、順次、再発防止に向けた取組みを進めておりますが、その取組みの一つとして、これまで2つの職員研修を実施したところであります。

1つ目は、入札談合に関連する法制度等への理解を深めることで、入札談合を許さない体制を構築していくことを目的として、7月21日と22日に、公正取引委員会事務総局 東北事務所から講師を派遣いただき、「入札談合等関与行為防止法・独占禁止法研修」を実施いたしました。管理監督職を含む主査級以上の職員145人が受講しております。

2つ目は、コンプライアンスに対する職員の意識向上と不祥事を発生させない組織体制の強化を目的として、8月1日、2日、17日に、全職員を対象に、「コンプライアンス研修」実施し、私も受講したほか、職員297人が受講しております。

このほかに、第三者委員会から示された対策として、外部の有識者による入札監視機関を10月に設置する予定としているほか、公益通報制度の実効性を高めるため、外部の通報窓口を10月から設置する予定で、準備を進めているところであります。

さらには、職員の退職管理について、元職員による働きかけの規制や再就職情報の届出を義務付けるための条例を制定することとしており、退職管理の適正化を図ってまいります。

また、去る8月29日に、市民説明会を2回開催し、第三者委員会から示された再発防止対策の内容を説明し、市の取組みに対して市民から意見をいただきました。市民説明会には、合わせて44人が出席し、市役所の組織体制の改善を求める意見や、入札制度の見直しに向けた意見などが出されましたので、こうした意見も踏まえながら、再発防止に向けた改革を進めてまいります。

かづのキャンパス構想の推進につきましては、本市全域を舞台に、学生の学びや交流活動のほか、地域貢献活動などの実践を通じて、大学と地域の域学連携を推進するため、本市と包括的連携協定を締結している学校法人武蔵野大学の生徒を3年ぶりに受け入れております。

今年度は、総勢29人の学生を迎え、1年生が基礎的なフィールド・スタディーズとして取り組む「地域DMO体験プロジェクト」に加え、新たに、上級生が発展的なフィールド・スタディーズとして「中心市街地の活性化プログラム」と「UIターン起業研究プログラム」にも取り組んでおります。

また、合わせて実施した「かづの未来アカデミー創造事業」では、市内の中・高校生5人がプログラムに参加し、大学生と一緒になって本市の活性化策を考えながら、本市をキャンパスとした大学の学びを体験しております。

なお、「サテライトキャンパス」の設置について、武蔵野大学と合意が得られたことから、今年度の活動拠点となるまちなかオフィスに、「サテライト推進拠点」のプレートを掲出いたしております。今後も、武蔵野大学との連携を深めながら、地方創生にかかる共同研究などを推進し、さらなる交流の拡大を図ってまいります。

出会い応援につきましては、去る7月24日に、出会いイベントを開催し、男性8人、女性4人が参加し、まわり灯篭作りやテーブルトークなどで交流を深め、4組のカップルが誕生しております。引き続き、出会いの機会の創出に取り組むとともに、新婚生活への支援などを通し、結婚して子どもを育てやすい環境づくりに取り組んでまいります。

関係人口につきましては、進学や就職などで都市圏へ転出された25歳以下の本市出身の若者を対象とする「鹿角家U25」は、今年で2年目を迎え、会員登録者が117人となりました。会員には、SNSを活用したネットワークにより、地域情報の発信や相談対応を行っているほか、こうしたネットワークを会員同士の交流などにも活用していただいております。また、会員には、地元の特産品を「仕送り便」として送付することとしており、先月には、今年度新たに登録した会員21人に、「仕送り便」を発送しております。引き続き、ふるさとへの想いや愛着を持ち続けてもらえる取組みを進め、将来的な若者のUターンにつなげてまいります。

 

次に、民生関係についてでありますが、

新型コロナウイルスワクチン接種につきましては、8月末時点での全年代の接種状況は、3回目接種を終えた方が78.8%、4回目接種を終えた方が32.2%となっております。

新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、3・4回目接種希望者も増加してきていることから、早期の接種機会を確保するため、8月28日と9月10日にホテル鹿角を会場に集団接種を行っているほか、個別接種についても、引き続き実施してまいります。

また、国では、10月中旬以降に、オミクロン株対応ワクチンの供給を始める予定としていることから、詳細については今後の動向を注視してまいります。

株式会社木下グループに業務委託しております鹿角市指定PCR検査所につきましては、7月以降、全国的な感染の急拡大に伴い、本市のPCR検査所も利用者が増加しております。10月以降も利用ニーズが見込まれるため、開設期間を3月末まで延長することとし、関連予算について本定例会に提案しております。

医師確保対策につきましては、去る7月1日、岩手医科大学と締結している地域医療多職種連携推進学講座の設置に関する協定に基づき、秋田県副知事、小坂町長とともに大学を訪問いたしました。当日は、理事長、学長との面会の中で、鹿角地域の医療体制と医師不足の現状を説明するとともに、寄附講座や医師派遣に対する認識を共有してまいりました。

引き続き、関係機関等と連携しながら、重点課題である医師確保対策に取り組み、地域医療体制の充実を目指してまいります。

福祉医療制度の拡充につきましては、子育て世帯の経済的負担の軽減と子育てしやすい環境づくりを図るため、8月1日から、福祉医療制度における高校生世代までの所得制限を撤廃し、自己負担を無料としております。

今回の市独自の拡充により、新たに171人が福祉医療制度の対象となり、自己負担が無料となる方が2,022人となっております。

認知症対策につきましては、7月12日より、県内最初の取組みとして、認知症等で支援を必要とする高齢者の、買い物をサポートする「スローショッピング事業」を開始いたしました。「いとく鹿角ショッピングセンター」と連携し、毎週火曜日に実施しており、これまでに8回、延べ14人の方に利用いただいております。

スローショッピングは、認知症サポーターが店内を付き添い、商品選びから支払いまでのお手伝いをすることにより、ゆっくり自分のペースで、買い物と専用レジによる支払いを行うことができるものであります。

また、これに合わせ、認知症や介護等で悩んでいる家族が、気軽に相談や交流ができる場を提供するため、「認知症カフェ」を開設しております。引き続き、こうした取組みを展開しながら、認知症についての理解を深め、認知症の方やその家族を支える地域づくりをサポートしてまいります。

 

次に、農業関係についてでありますが、

水稲の生育につきましては、6月上旬の低温と日照不足の影響により、例年に比べて茎数が少なく、草丈が長いといった状況にありますが、7月の天候の回復により出穂期は平年とほぼ同様となっております。今後は、収穫期に向け、品質と収量確保のため、病害虫防除の確実な実施と適期刈取りを周知してまいります。

果樹につきましては、モモについては、平年より若干早めの生育となり、8月中旬に始まった「あかつき」に続き、主力品種の「川中島白桃」の収穫が始まっており、糖度、大きさ共に良好であります。本市が誇る「かづの北限の桃」を市場関係者などに今一度強くPRし、さらなるブランド化を推進してまいります。

リンゴについては、4月中旬の霜による被害が若干ありましたが、主力品種である「ふじ」の着果量は例年より多く、順調に生育しております。今後は、収穫期までの適正な栽培管理について、関係機関と連携して周知してまいります。

キュウリやトマト、枝豆などの野菜につきましては、7月下旬の曇天の影響により、出荷量や秀品率が一時的にやや減少したものの、おおむね平年並みで推移しております。

また、本市のブランド産品であるシンテッポウユリについては、品質・収量ともに平年並みとなっておりますが、秋彼岸需要に向け、安定した品質と収量が確保できるよう、関係機関と連携して生産振興を図ってまいります。

「かづの旬食フェスタ」につきましては、9月11日、17日の両日に、市内の2つの道の駅で鹿角産農畜産物の販売にこだわった内容で開催し、市内直売所による新鮮な野菜や果物の販売のほか、鹿角産の農畜産物を使用した飲食ブースも出店する予定としております。昨年度は残念ながら、コロナ禍によりイベントを中止せざるを得ませんでしたが、開催にあたりましては、感染症対策を徹底して運営することとしております。

森林の適正管理につきましては、「森林経営管理制度」に基づき、8月22日から4日間、花輪の内山と甘蕗地区を対象に、市から森林所有者へ今後の森林経営や管理について説明会を開催するとともに、森林経営の意向調査を実施しております。

また、昨年度に意向調査を行った八幡平の松館地区と長牛地区について、航空レーザ計測や資源解析等により、一筆地ごとの材積の把握と国土調査未調査地区の境界明確化を進め、今後の経営管理方法を定める経営管理権集積計画を作成してまいります。

 

次に、観光関係についてでありますが、

3年ぶりの開催となりました主な夏祭りの入込み数につきましては、コロナ禍での開催となったことから、各祭りとも一部内容の変更や期間短縮などとともに、感染症対策を講じながら開催されました。花輪ばやしの入込み数については17万9,000人で、コロナ禍前の令和元年と比較し、18.6%減少しましたが、リニューアルした駅前広場での初の開催に加え、かづの花通り商店街振興組合により市制施行50周年を祝う花火も打ち上げられるなど、来場いただいた皆様からは好評をいただいております。

毛馬内盆踊りについては、例年より1日短い2日間の開催でありましたが、一般の踊り手の参加に加え、今年は地元団体による大太鼓響演を実施するなど、入込み数は1万人となりました。

祭り期間中に実施した、かづのプレミアムツアーにつきましては、花輪ばやしと毛馬内盆踊りを桟敷席で観覧し、大湯環状列石、大日霊貴神社などを巡り、通常では体験できない土器に文様をつける縄紐づくり体験、宮司による大日堂舞楽の解説を楽しむ内容で実施しました。コロナ禍による感染拡大の懸念からキャンセルが相次ぎ、17人の参加となりましたが、当初は募集定員を上回る多くの応募があり、本市が推進するヘリテージ・ツーリズムへの関心の高まりがうかがわれました。

今後、市制施行50周年記念事業として、10月1日と2日に、市内の祭りや伝統行事が一堂に会する「大鹿魂祭」を、大湯ストーンサークル館を会場に開催いたしますので、市民をはじめ、多くの観光客の皆様にご来場いただけるよう、積極的に情報発信してまいります。

 

次に、商工関係についてでありますが、

企業誘致につきましては、本日、株式会社Another works(アナザー・ワークス)と「民間複業人材活用に関する連携協定」を締結し、同社を通じて募集・採用する複業人材をアドバイザーとして、戦略的な企業誘致を進めていくこととしております。今回の協定締結は、多様な地域課題の解決を目的として、自治体とさまざまな企業とのマッチングを図っている株式会社官民連携事業研究所の橋渡しによるものであります。今後もこうした制度を有効活用しながら、本市経済のさまざまな課題解決や持続的発展につながる官民連携の事業化を目指してまいります。

エネルギー政策につきましては、2030年までのカーボンニュートラル達成に向けた取組みと、かづのパワーが果たすべき役割への理解を深めるため、今年度、「カーボンニュートラル普及促進講演会」を全4回開催することとし、去る8月27日に、第1回目を開催いたしました。株式会社ローカルエナジーの上保裕典氏を講師に迎え、「脱炭素から始まる持続可能な地域づくり」と題した講演に、オンライン参加を含め36人の参加をいただきました。

かづのパワーについては、安定的な電源を獲得するため、秋田県が実施する秋田県営水力の新たな売電先の公募にあたり、本市に立地する3つの発電所を切り分けた形で公募を行うよう、去る7月20日、県に要望書を提出いたしました。これに対し、県からは、スケールメリットを生かすために、14発電所を一括で公募する方法は変えないとの意向が示されましたが、エネルギーを巡る情勢は、ウクライナ情勢やエネルギー価格の高騰により、先行きが不透明な状況となっておりますので、引き続き、市内にある発電所との相対契約を目指し、粘り強く交渉を続けてまいります。

コロナ禍における経済対策につきましては、7月9日から販売を開始したプレミアム付商品券については、購入申込みが発行予定数を上回ったことから、抽選による販売となりました。8月26日現在、発行予定数の99%が販売済みで、販売数の約47%にあたる1億6,700万円程が換金済みとなっております。

事業継続支援金については、申請期限としていた5月末までに、78件の申請があり、1,539万円を交付しております。

燃料高騰緊急支援事業及び再エネ・省エネ設備導入支援事業については、8月1日から申請を受け付け、ガソリン代、電気代の高騰の影響を受けている事業者に対し、助成を行っております。

かづの連泊クーポン券については、2連泊券7,500セット、3連泊券1,000セットの合計8,500セットを発行し、6月1日から利用を開始しており、7月末までの利用枚数は769セットとなっております。

これに合わせ、誘客拡大と観光客の市内周遊を促すためのスタンプラリーを6月1日から開始しておりますが、抽選で毎月総額100万円相当の特産品をプレゼントしております。7月末までに460人が当選しておりますが、応募総数は2カ月で2,281人にのぼり、多くの方々からスタンプラリーに参加いただいております。

また8月22日から「鹿角くるくる宿泊キャンペーン」を実施し、先着1万人を対象に、市内の宿泊施設にチェックインする前に、市内での買い物や食事、観光等で1,000円以上消費いただくことで、1人につき宿泊代金から2,000円を割引するなど、誘客促進を図っております。

引き続き、観光誘客につながる事業を効果的に展開することで、入込み数の増加を図ってまいります。

 

次に、教育関係についてでありますが、

文化財の保存につきましては、去る8月9日、鹿角地域文化財保存活用地域計画策定協議会を設立し、小坂町と共同で進めるための調査方針や役割分担、スケジュール等を決定したところであります。今後、課題整理のための定期的な協議を行うとともに、未指定の文化財の掘り起こしについても進めていくこととしており、鹿角地域の文化財の総合的かつ一体的な保存と活用を目指してまいります。

また、去る8月21日に花輪市民センターにおいて、鹿角市古文書シンポジウムを開催し、平成30年度より行ってきた古文書整理事業の経過報告のほか、高埜利彦学習院大学名誉教授による基調講演やパネルディスカッションを行っております。当日は、シンポジウムの様子をオンラインでも配信し、古文書を後世に伝え継承していくことの大切さについて、意識を深めていただく機会となりました。

「鹿角市市制施行50周年記念 浅利純子杯争奪第16回鹿角駅伝」につきましては、去る7月30日、コロナ禍を考慮し、総合運動公園内の特設コースを会場とし、さらに直前の感染状況を踏まえ、出場チームを県内に限定し、24チームにより熱戦が展開されました。また、今大会では市制施行50周年を記念し、スポーツジャーナリストの増田明美さんによるウォーミングアップ指導と実況解説で大会を盛り上げていただき、盛会裏に大会を終了いたしております。

「鹿角市市制施行50周年記念 第75回十和田八幡平駅伝競走全国大会」につきましては、去る8月7日、男女合わせて22チームが真夏の鹿角でタスキをつなぎました。例年よりも気温が低く、好条件に恵まれ、男女合わせて4人が区間新記録を出すなど、熱い戦いが繰り広げられました。男子の部は東日本実業団陸上競技連盟が10年ぶり2度目の優勝を飾り、女子の部では、ニトリが初優勝を飾っております。

 

次に、本定例会に提案する補正予算の概要についてでありますが、

一般会計については、各施設等改修工事費、乗合バスICカード導入費補助金、市税還付金、園芸用燃油高騰緊急支援事業費補助金の追加等を計上しております。

その結果、補正額は2億5,164万6千円の追加となり、補正後の予算総額は188億1,082万2千円となりました。

特別会計及び企業会計については、後期高齢者医療特別会計では、保険料還付金の追加等、介護保険事業特別会計では、システム改修委託料の追加等、上水道事業会計および下水道事業会計では、動力費の追加等を行っております。

本定例会には、人権擁護委員の諮問案件1件、専決処分の承認案件3件、条例案件2件、補正予算案件5件、決算認定案件2件、合わせて13件のご審議をお願いいたしております。

詳細につきましては、それぞれの担当部長からご説明申し上げますので、よろしくご審議のうえ、ご可決賜わりますようお願いいたします。

この記事に関するお問い合わせ先

総務課 行政班

〒018-5292 秋田県鹿角市花輪字荒田4番地1
電話:0186-30-0203 ファックス:0186-30-1122
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